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北極ではコケ玉が群れで同じ方向に転がる!? 奇妙な生態を調査 (3/3)

2021.01.27 Wednesday

2020.05.27 Wednesday

前ページコケ玉の転がる仕組み

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氷河地帯の温かいオアシス

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ほとんどのコケ玉は手のひらサイズ(10cm前後)/Credit:Sophie Gilbert

同じようなコケ玉は世界各地の氷河地帯で確認されており、どのコケ玉も内部では小さな動物が暮らしています。

研究者はコケ玉が厳しい寒さのなかで、動物たちに生活環境と食べ物を供給しているのだと考えていて、コケ玉を研究することは、氷河地帯の生態系を理解するには必要であると結論づけました。

手のひらサイズのコケ玉には、動く温かなオアシスとして氷河地帯の生態系を支える役割があったのですね。

研究内容はワシントン州立大学のスコット・ホタリング氏らによってまとめられ、5月14日に学術雑誌「Polar Biology」に掲載されました。

Rolling stones gather moss: movement and longevity of moss balls on an Alaskan glacier
https://link.springer.com/article/10.1007/s00300-020-02675-6

他の星から来たの? どうみても宇宙産な多肉植物7選

reference: sciencealert / written by katsu

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