ついにきた〜!ファルコン9による初の有人宇宙船打ち上げ成功!

space 2020/06/01
Credit:NASA
point
  • スペースX社は民間企業初の有人宇宙飛行を成功させた
  • 宇宙船ファルコン9は米国で打ち上げられ、国際宇宙ステーションとドッキングした
  • ファルコン9から分離されたロケットも地球へ帰還し、回収された

5月30日、民間企業スペースX社(Space Exploration Technologies Corp.)は、「ファルコン9」宇宙ロケットの打ち上げに成功しました。

その後、ファルコン9は国際宇宙ステーションとのドッキングにも成功し、乗っていた2人の宇宙飛行士は既存の乗組員に合流できたようです。

また、ファルコン9の打ち上げに使用されたロケット第一段は地球に無事帰還。

これにより、スペースX社は民間企業で初の有人宇宙飛行に成功したことになります。

ファルコン9打ち上げ

スペースX社はNASAと提携してファルコン9を開発しており、大型貨物や有人宇宙飛行の打ち上げを想定してきました。

これまで有人宇宙飛行は、米国、ロシア、中国の政府だけが達成してきた偉業でした。

ですから、ファルコン9の打ち上げ&ドッキング成功は、民間企業初の快挙となります。

5月30日、多くの人が見守るなか、打ち上げカウントダウン開始。

カウントダウン開始/Credit:NASA
Credit:NASA
成功! / Credit:NASA

無事打ち上げは成功。

米国からの宇宙飛行は9年ぶりとなります。NASAが2011年にスペースシャトルから手を引いて以来、主な宇宙飛行はロシアに依存してきたのです。

ですから、この打ち上げは現地の人々に大きな興奮と喜びをもたらしました。

ロケット第一段の帰還

ファルコン9の特徴には大幅なコスト削減があります。

そしてその中には、ロケットの第一段の回収も含まれます。ファルコン9から切り離されたロケットは、コントロールされ再び陸地へと着地するよう設計されています。

こうして一度使用した部品を再度活用することによってコスト削減に繋がるのです。

Credit:BBC

ロケット第一段の着陸も無事成功しました。

着陸シーンは巻き戻し映像を見ているかのようです。

こちらは、ロケットからの視点です。位置を調整しつつ、着陸予定地へと正確に降下していますね。

国際宇宙ステーションとのドッキング

一方ファルコン9は、第二弾のロケットも切り離され、高く飛行していきます。

Credit:NASA

宇宙へ到達しました。更に上昇・飛行を続けます。

Credit:NASA

ファルコン9に搭乗している2人の宇宙飛行士(ボブ・ベンケン氏とダグ・ハーリー氏)と船内の様子。

Credit:NASA

彼らが向かう先は、国際宇宙ステーションです。

Credit:NASA

宇宙飛行士を国際宇宙ステーションまで無事送り届けて初めて、この飛行は成功したと言えるでしょう。

そのためには、国際宇宙ステーションとのドッキングという重要な作業が残っています。

Credit:NASA

そして、ドッキングする時がきました。

Credit:NASA

ドッキングは完全自動化されており、コンピュータによって制御されます。

ドッキングの瞬間/Credit:NASA

ドッキングも無事成功です。

国際宇宙ステーションのメンバーはベンケン氏とハーリー氏を出迎えます。期待と不安、強い緊張が伝わってきますね。

Credit:NASA

遂に、民間企業初の有人宇宙飛行に成功しました。

メンバーはハグで彼らを迎え入れています。

Credit:NASA

まさに、歴史にその名が刻まれた瞬間だと言えるでしょう。

Credit:NASA

ベンケン氏とハーリー氏が国際宇宙ステーションに滞在する期間はおよそ4か月であり、その間、彼らはステーションのメンバーとして働きます。

そしてその後、地球への帰還任務に従事する予定です。

スペース社は今回のミッションがすべて完了した後、定期的な有人宇宙飛行の運用を開始するでしょう。

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reference: phys / written by ナゾロジー編集部
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