- スペースX社は民間企業初の有人宇宙飛行を成功させた
- 宇宙船ファルコン9は米国で打ち上げられ、国際宇宙ステーションとドッキングした
- ファルコン9から分離されたロケットも地球へ帰還し、回収された
5月30日、民間企業スペースX社(Space Exploration Technologies Corp.)は、「ファルコン9」宇宙ロケットの打ち上げに成功しました。
その後、ファルコン9は国際宇宙ステーションとのドッキングにも成功し、乗っていた2人の宇宙飛行士は既存の乗組員に合流できたようです。
また、ファルコン9の打ち上げに使用されたロケット第一段は地球に無事帰還。
これにより、スペースX社は民間企業で初の有人宇宙飛行に成功したことになります。
ファルコン9打ち上げ
スペースX社はNASAと提携してファルコン9を開発しており、大型貨物や有人宇宙飛行の打ち上げを想定してきました。
これまで有人宇宙飛行は、米国、ロシア、中国の政府だけが達成してきた偉業でした。
ですから、ファルコン9の打ち上げ&ドッキング成功は、民間企業初の快挙となります。
5月30日、多くの人が見守るなか、打ち上げカウントダウン開始。
無事打ち上げは成功。
米国からの宇宙飛行は9年ぶりとなります。NASAが2011年にスペースシャトルから手を引いて以来、主な宇宙飛行はロシアに依存してきたのです。
ですから、この打ち上げは現地の人々に大きな興奮と喜びをもたらしました。