animals plants

植物のエラー”帯化”とは? モンスター花が生まれる現象

2021.01.27 Wednesday

2020.06.17 Wednesday

1枚目の画像
モンスターみたい…/Credit:Donna Rainey , twitter
point
  • 植物は帯化(たいか)によって、ユニークな姿へと変身する
  • 帯化は細胞分裂の異常によって生じ、帯のように広がったり複数の花びらが生えたりする

どんな植物にも一定の「規則」が存在します。植物たちはその規則に沿って成長するため、種類ごとに同じ形状を保っているものです。

しかし、その「規則」を超えたユニークな植物が誕生することもあります。

北アイルランドのDonna Raineyさん(@donnarainey4)はユニークなアザミを自身のTwitterに投稿し、ネット上で話題になりました。

この現象は「帯化(たいか)」と呼ばれており、時に奇妙な形状のモンスターが生み出され、また時には驚くほど美しく神秘的な芸術が誕生するのです。

世界に1つだけの植物!帯化とは?

2枚目の画像
Credit:Commons/wikipedia

「帯化」とは、植物の茎の一部にエラーが生じ、帯のように平らになる現象のことです。

帯化した茎は先端に向けて帯状に広がっていくため、その広がりに合わせて花びらや葉が増えていきます。

そのため外見は通常の状態とは大きく異なり、複数の植物が一体化したように見えます。

3枚目の画像
Credit:national gardening association

現在、帯化が確認されている植物は800種にも及び、キク科、アブラナ科、多肉植物などに多く見られます。

また、エンドウやジャガイモ、イチゴ、トウモロコシなどの農作物でも発見されているようです。

帯化した植物はその果実も変形してしまうため、商品価値が下がってしまうことも。

しかし、観賞用の植物などはそのユニークな見た目から、逆に付加価値が付くことさえあります。

4枚目の画像
Credit:Donna Rainey , twitter

次ページ帯化の原因

<

1

2

>

動物のニュースanimals plants news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!