次世代アメフト用ヘルメット「Xenith Shadow XR」
Xenithは2006年に設立されたアメフト用品メーカーです。
アメフトの世界では、タックルの衝撃により脳に大きなダメージを負うことが多く、脳障害は後遺症として残り続けます。
Xenithを設立したヴィン・フェラーラ氏も元アメフト選手であり頭部の怪我を経験しました。
そのため、Xenithではより安全なヘルメット作成に力を入れており、その製品は世界中の何十万ものプレイヤーから愛されています。
そして彼らが新しく目を付けたのがRHEONテクノロジーです。
RHEONが利用されたヘルメットは、普段は柔軟で装着性が良く、ヘルメットに必要な通気性も確保できます。
しかし衝撃を受けることで材料の硬度が変化し、衝撃から脳を守るのです。
XenithとRHEON LABSの協力により、次世代アメフト用ヘルメット「Xenith Shadow XR」が開発され、そのプロトタイプはNFLから高い評価を得ることとなりました。
NFLからの資金提供により、今後更なる改良が期待できます。この進展は世界中のアメフト競技の安全性を高めていくものとなるでしょう。
この報告は7月1日、「RHEON LABS Blog」で公開されました。
https://rheonlabs.com/nfl-head-health-challenge-grant-winners/
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