2050年までに世界人口の半分が近視に
近視の有症率は、過去50年間で増加傾向にあり、アメリカだけでも、1971年の25%から2004年には33%にまで増えています。
また専門家によると「2050年までには、世界人口の54%が近視になっている」と予測されています。
近視増加の原因をピンポイントで特定するのは困難ですが、スマホやパソコンの長時間使用、目の発達段階において屋外での活動時間が減ったこと、あるいは遺伝因子などが挙げられています。
子どもの近視増加も問題視されていますが、遠近両用コンタクトにより、持続的な視力低下の予防が可能になるかもしれません。
研究の詳細は、8月11日付けで「JAMA」に掲載されています。
https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2769263