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思わず二度見しちゃう。世界初のデジタル日時計の仕組みが面白い (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2020.08.15 Saturday

前ページ太陽光でピクセル表記するには?

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世界初!「デジタル表記できる日時計」

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Credit:Mojoptix

デジタル時計の数字はピクセルの集まりなので、先ほどのピクセルを複数集めるなら、太陽光のピクセルで数字を表現できます。

さらに、太陽の時間経過と穴の位置を計算するなら、太陽の位置に沿って時刻を表現できるでしょう。

完成したデジタル日時計は筒型に複数の穴があけられています。これは3Dプリンターで作成されており、20分ごとに時間を知らせてくれます。

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手で回転させているが、本来は固定し太陽の位置で数字が変化する/Credit:the action lab

実際にデジタル日時計を太陽の下に設置して観測してみましょう。現在11:20です。

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Credit:the action lab

しばらくすると、11:20から11:40になりました! この数値は正確であり、スマホが示す時間ともピッタリ合っていますね。

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Credit:the action lab

Mojoptixによると、このデジタル日時計は非常に複雑な構造を要するため、「3Dプリンター以外で作成できないだろう」とのこと。量産できないため、スーパーやデパートで入手するのは難しそうです。

ただし、これはオープンソースなので、3Dプリンターを持っていれば私たちでも作成できます。

太陽がある限り時刻を分かりやすく教えてくれる「デジタル日時計」。興味がある方は作成にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

デジタル日時計は「Mojoptix」にて紹介されています。

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reference: the action lab / written by ナゾロジー編集部

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