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ネパールで「黄金色のカメ」を発見!”神様の化身ではないか”と話題に (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2020.08.21 Friday

前ページ黄金色は「アルビノ」ではない!

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正体はカメの姿を借りた神様?

黄金色のカメが見つかった、ネパール南東部・ダヌシャ郡の村ではヴィシュヌ神の化身ではないか」と話題になっています。

調査を担当した生物学者のKamal Devkota氏は「ネパールにおいてカメは、宗教的・文化的に重要な意味を持っている」と話します。

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特に、ヒンドゥー教の神・ヴィシュヌは、宇宙の崩壊を救うためにカメの姿となって現れたと信じられています。

ヴィシュヌがカメになった姿を「クールマ(Kurma)」と呼び、現在でもインドの多くの寺院にクールマ像が祀られているのです。

またヒンドゥー教では、カメの上の甲羅を天空に、下の甲羅を大地に見立て、神聖視しています。

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寺院にある「クールマ像」、黄金色のカメにそっくり?

黄金色のカメは、記録と調査が終わった後、再び野生に戻されたそうですが、Devkota氏は「他のカメよりも生存が難しいでしょう」と話します。

通常のインドハコスッポンは、泥や土に紛れやすい茶色をしていますが、黄金色は非常に目につきやすく、それだけ天敵に狙われる可能性も高くなります。

しかし、このカメなら神様オーラを発揮して、天敵を寄せ付けないかもしれませんね。

カメは爬虫類よりも「鳥」に近い生物だった

reference: mirror / written by くらのすけ

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