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Credit:Karen Chai/Kitchen Confidante
culture

マレーシアのケーキ断面に現れる「幾何学」模様。ケーキ職人の”数学的思考力”に驚き (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2020.09.14 Monday

atlasobscura https://www.atlasobscura.com/articles/kek-lapis-sarawak

ラピス・サラワクケーキの作り方

ラピス・サラワクケーキは、そのデザインの複雑さにもよりますが、1つのケーキを作るのに4時間~8時間かかります。しかもいつ失敗するか分からないほど、繊細な作業が絶えず要求されます。

ではこの幾何学ケーキはどのような手順で作られるのでしょうか。簡単にご紹介します。

最初にケーキ職人は深い焼き型で層状ケーキを焼きます。この時、カラフルな縞模様にするため、オーブンで10分焼くごとに新たな層を付け加えます。

「薄く伸ばした生地を加えて焼く」作業を何度も繰り返すことで、やっと単純な層状のケーキが作られるのです。

しかも、これだけでは幾何学模様にはなりません。プロセスとしては丁度半分でしょう。

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熟練したケーキ職人でも「設計図」を利用して慎重に作成する/Credit:Kenneth Chai

ここからはケーキの「カットと接着」という細かい作業を繰り返すことになります。

幾何学模様の完成形を想定しつつ、層状のケーキを様々な角度からカットします。カットされたケーキは向きを変えて、それぞれがジャムやコンデンスミルクを接着剤として幾何学模様になるよう組み立てられます。

綺麗な幾何学模様になるためには、それぞれの層が均等な厚さでなければならず、カットの角度や位置がわずかにずれてもいけません。

しかも模様の全体図は、ケーキ全てが組み立てられ、その断面を見るまでは正確に分かりません。

まさに熟練のケーキ焼きの技術と数学的思考、芸術的センスすべてが合わさってこそ完成するものなのです。

ラピス・サラワクケーキはその作成難易度から高価であり、59ドル(約6300円)することもあります。

現在ではこのケーキがソーシャルメディア(Kitchen Confidante)を通して国内外に販売されているとのこと。幾何学ケーキに興味のある方は、取り寄せてみてはいかがでしょうか?

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