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バッテリー不要の「紙で作られたキーボード」が登場!折り畳めて持ち運びにも便利

2021.01.27 Wednesday

2020.09.09 Wednesday

sciencealert https://www.sciencealert.com/this-crazy-print-process-turns-paper-into-a-working-self-powered-keyboard

箱形のデスクトップパソコンとブラウン管のディスプレイからノートパソコンやタブレット機器が生まれたように、科学の進歩は電子機器を「軽く、薄く、便利に」してきました。

そして最近、その方向を極めた新たなデバイスが誕生しました。

アメリカ、パデュー大学生産工学部エンジニアのラムセス・マルチネス氏ら研究チームが8月23日『Nano Energy』誌に、紙1枚で作られたワイヤレスキーボードを発表したのです。

この新しいデバイスは、文字通り紙1枚分の重さと薄さしかなくバッテリーさえ必要としません。

撥水コーティングと回路層の印刷によって紙キーボードを作る

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Credit:Ramses Martinezab

研究チームが作成したのは、映像にあるような紙に印刷されたキーボードです。

通常のキーボードと同じように印字された数字や文字を押すことで、対応した情報をコンピュータに送信・表示することができます。

この紙キーボードは「フッ素化された分子による紙のコーティング」と「回路層の印刷」によって作成されました。

最初にキーボードの数字や文字が印刷された通常の紙を用意し、ここに研究チームが新しく開発した特殊なコーティング加工を施します。

マルチネス氏によると「紙を高度にフッ素化された分子でコーティングすることで、水や油、ほこりに対する撥水性を持たせる方法を開発した」とのこと。

これだけでは単なる印字済みの耐水ペーパーなのですが、実はこのコーティングが紙キーボードを作成するのに必要な回路層の印刷を可能にしたのです。

次の段階として、紙全体にキーボードとして機能させるための回路を印刷して組み込みます。

この点に関してマルチネス氏は、「コーティングにより、インクをある層から次の層に染み込ませることなく、紙に何層もの回路を印刷できた」と述べています。

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