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最初の4本の触手が生える様子を真上から見たもの/Credit:Nature communications
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イソギンチャクの触手の数は遺伝子ではなく「エサ」で決まるという研究結果 (4/4)

2021.01.27 Wednesday

2020.09.13 Sunday

前ページ触手の数を決めるシグナルが存在した

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環境に対応して体の形態を変える

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エサを与えると、白い矢印の部分から新たな触手がはえてくる。なお触手は常に対で生成される/Credit:Nature communications

食べ物の豊富さなど環境要因に対応して体の形態を変える能力は、運動能力の低いイソギンチャクにとって非常に有利になると考えられます。

エサが少ない間は省エネ状態にし、エサが増えると触手を増やして食べる量も増やすというシステムは非常に合理的です。

もし、環境に応じて遺伝子の働き方を変えるシステムが医薬品に応用され、酸素呼吸能力や筋力などを自在に変化させられるようになれば、人間の活動限界をさらに押し上げられるかもしれません。

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