新種の名前は「永遠の眠り」
新種の化石は、現在、遼寧古生物博物館に保管されており、中国、ベルギー、アルゼンチンの共同チームによる調査が行われました。
体長は1.1メートルほどで、イグアノドンやパラサウロロフスといった「鳥脚類」の初期種に分類されます。2本足で歩く草食恐竜で、アヒルのようなくちばしも大きな特徴です。
強靭な後ろ足と長く硬い尾から、かなりの俊足だったと見られます。
新種恐竜は、中国語で「遼寧の永遠の眠り」を意味する「チャングミアニア・リャオニンゲンシス(英: Changmiania liaoningensis)」と命名されました。