マスク着用拒否を減らすために
インドネシア・東ジャワ州グレシックで、7月末、公共の場でマスク着用を拒否した8人が、新型コロナ感染症で亡くなった犠牲者のお墓を掘る罰則を地方当局から科せられました。
スヨノ郡長は「ンガベタン(インドネシア語: Ngabetan)村の共同墓地には、現在、墓掘り人が3人しかおらず人手不足でした。そこでマスク着用を拒否した住民に作業を手伝わせようと考えたのです」と話します。

作業は、墓穴を一列に掘って区画を作り、それぞれの穴に棺を支える木の板を設置するというもの。ただし、感染の疑いがある者は参加させないという規則を設けています。
スヨノ郡長は「願わくば、この罰則がマスク着用拒否の抑止効果を生むことを期待している」と述べました。