インドネシア、マスク着用を拒否した人に「墓地を使った奇妙な罰則」を科す。”墓掘り不足”も補える異例の措置!?

Credit: JP/P.J.Leo

最近、マスク着用を拒否した男性が飛行機を降ろされるというニュースが話題になりました。

同様のケースは世界各地で数多く発生していますが、国によっては厳しい罰を与えているところがあります。

なんとインドネシアでは、マスク着用を拒否した人にコロナ犠牲者のお墓を掘らせるという罰を科しているのです。

 

マスク着用拒否を減らすために

インドネシア・東ジャワ州グレシックで、7月末、公共の場でマスク着用を拒否した8人が、新型コロナ感染症で亡くなった犠牲者のおを掘る罰則を地方当局から科せられました。

スヨノ郡長は「ンガベタン(インドネシア語: Ngabetan)村の共同墓地には、現在、墓掘り人が3人しかおらず人手不足でした。そこでマスク着用を拒否した住民に作業を手伝わせようと考えたのです」と話します。

イメージ/Credit: jp.depositphotos

作業は、墓穴を一列に掘って区画を作り、それぞれの穴に棺を支える木の板を設置するというもの。ただし、感染の疑いがある者は参加させないという規則を設けています。

スヨノ郡長は「願わくば、この罰則がマスク着用拒否の抑止効果を生むことを期待している」と述べました。

「棺の中で100まで数えさせる」、罰は他にもあった

インドネシア当局が出した異例の処分はこれだけに留まりません。

感染予防の規則を守らない者には、棺の中に横になって100まで数えさせたり、追悼の歌を歌わせながら犠牲者の棺を運ばせたり、深夜の墓地に連れていってコロナ犠牲者の冥福を祈らせたりしています。

棺の中で100まで数える罰/Credit: 7news
追悼の歌を歌いながら犠牲者の棺を運ぶ罰/Credit: 7news
深夜の墓地で犠牲者の冥福を祈る罰/Credit: 7news

インドネシアでは、これまでに22万5000人の感染者と8800人以上の死者が出ており、今週月曜日にも、3141人の新規感染者と118人の死者が確認されました。

同国では感染者の急増を受け、4月にマスク着用を義務付ける法律を施行しましたが、違反者が後を絶たないため、別のアプローチを取らざるを得なかったといいます。

特に、東ジャワ州では住民の70%がマスクを着用していなかったため、今回のような異例の措置を取ったという。

罪なき命を守るためには、これくらいの厳しい対処が必要なのかもしれません。

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