温室効果ガス総排出量の20%以上は家畜のげっぷやおなら

世界中の人が牛や羊などの家畜から恩恵を受けており、そのうち約13億人は家畜によって生計を立てています。
家畜の需要は大きいものの、これらが環境に与える影響も無視できません。なぜなら牛などのげっぷやおならによるメタンガスは二酸化炭素よりも28倍強力な温室効果ガスだからです。
実際、世界の温室効果ガスの総排出量の20%以上は畜産が原因となっています。
CSIROの科学者たちは家畜のメタン排出量削減に着目しており、5年前からオーストラリアの海藻から作られた「FutureFeed」と呼ばれる飼料添加物を開発してきました。
そして8月21日、FutureFeedを世界市場に投入すべく、新会社「FutureFeed Pty Ltd」を設立すると発表しました。