座りっぱなしに注意。1時間座るごとに側頭葉が2%縮むリスクが発見される

life 2018/04/16

「座り続けると健康によくない」と、よく耳にするかと思います。

日本人は平均7時間も「座りっぱなし」で、なんと他20カ国と比較してワースト1位。そんな日本人に追い打ちをかける研究が今回発表されました。どうやら座り続けることで脳の側頭葉が縮んで、アルツハイマーや認知症にかかりやすくなるリスクが増えるというのです。

カリフォルニア大学とアデレード大学の共同研究で、長時間座る人の側頭葉が縮む傾向にあることを発表しました。これまでに、長時間の着席は肥満や心臓病、糖尿病などの健康リスクが報告されていますが、今回は脳のリスクについて述べられています。

側頭葉は脳の側面に位置し、言語や聴覚、記憶に関係している箇所。側頭葉が損なわれると、認知症を患いやすくなるといわれてます。

研究では、45歳から75歳までの男女35人を対象に、過去1週間の平均着席時間と運動の頻度を調べ、またMRIで彼らの脳の状態を調査しました。

その結果から、長時間着席する人は側頭葉が縮んでいることが確認されました。その縮小率を概算すると、1時間座るごとに側頭葉が2%も縮むことになります。

また、運動頻度と側頭葉の大きさの相関関係は見られませんでした。これは残念ながら、着席による脳への損失を、運動で補うことはできないことを示しています。

ただ今回の研究では、長時間の着席以外の要因や、被験者が45歳以上の男女35人という制約のある実験であったことも考慮しなければいけません。しかし、すでにいくつかの病気と長時間座り続けることの関連性が報告されているのは事実。今後長時間座る習慣がある人は、生活を見直す必要がありそうです。

最近では、長時間の着席を防ぐためにスタンドデスクを導入する企業もあり、将来は立ち作業が主流になる日が来るのかもしれませんね。

 

「自撮り」を1日3回以上すると健康に悪いという研究結果

 

via:Forbes/ translated & text by ヨッシー

 

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