2人の男女は「戦士」と判明! 4人の関係は?
墓の中央に仰向けで安置された男女の遺骨は、男性が40代、女性が30代であり、側には大きな陶磁器が置かれてありました。
男性は青銅製の短剣と斧を2組みずつ、女性は長柄の武器と手斧を1組み持たされており、生前は戦士として活躍していたと見られます。
その下に膝を曲げた状態で横たわっているのが、60代の女性の遺骨です。男女と血縁関係があるかどうかは分かりません。
また、生後1ヶ月の乳児の遺骨も見つかっているのですが、骨が砕けた状態で墓地内に散らばっていました。
現時点で4人の関係は不明ですが、実物の品を安置した丁重な埋葬から、かなり特別な地位にあったと推測されています。
研究チームは今後、遺骨のDNA分析を行い、それぞれの死因や血縁関係を明らかにしていく予定です。