手書きで学習能力が向上
手書きで学習能力が向上 / Credit: jp.depositphotos
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「手書き」が子どもの頭を良くすると判明!脳の成長には”時間と労力”が必要

2020.10.02 Friday
medicalxpress https://medicalxpress.com/news/2020-10-kids-smarter.html

スマホやパソコンが市民権を得た昨今、メモや文書作成はキーボードでの手打ちが主流です。教育現場でも、タブレットを取り入れる学校が増えつつあります。

しかし、ノルウェー科学技術大学(略称: NTNU)の研究により、手書きの方が子どもの学習能力や記憶力を向上させることが判明しました。

7月28日付けで『Frontiers in Psychology』に掲載された報告では、「手書きに用いられる多くの感覚が脳を活性化させ、記憶力を高める」と指摘されています。

手書きで学習能力が最大化

研究チームは、12名の青少年と12名の子どもを対象に、「手書き」と「キーボード」における波活動の違いを調べました。同チームは、2017年から同様の実験を複数回していますが、子どもを被験者にするのは初めてです。

実験では、被験者に250以上の電極がついた専用のフードを被ってもらい、脳が活性化する際の電気信号を記録しました。実験は1人あたり45分かかり、1秒間に500のデータが取られます。

実験の様子
実験の様子 / Credit: NTNU / Microsoft

その結果、青少年と子どもの両方で、脳がより活性化するのはキーボードでなく手書きの場合でした。

研究主任のオードリー・ファン・デル・ミーア教授は「手で文字を書くと、脳の感覚運動野が活発に働き始めます。手で感じる筆圧や書いた文字を見ること、書いているときの音など、あらゆる感覚が脳を刺激することで、内容が”フック”のように頭に残りやすくなる」と説明します。

さらに、手書きにより生じる多くの感覚は、脳内のさまざまな領域間を相互接触させ、学習効果を最大化させるのです。

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