日本の代表的なミミズは園芸用品に混じってアメリカに入り込んだ
日本の代表的なミミズは園芸用品に混じってアメリカに入り込んだ / Credit:マディソン樹木園
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進撃のミミズ!日本産「クレイジーワーム」がアメリカの土壌を”破壊している”と判明 (3/3)

2021.01.27 Wednesday

2020.10.04 Sunday

sciencenews https://www.sciencenews.org/article/invasive-jumping-worms-damage-soil-threaten-forests / sciencedirect https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0038071720302510

目に見えない変異が一番怖い

コロナウイルスのパンデミックや抗生物質耐性菌の蔓延のように、ウイルスや細菌の真の恐ろしさは、目に見えない部分で発生します。

アメリカの土が日本型の微生物群に作り替えられている現象は、今のところ、人間に直接の被害をもたらしているようには見えません。

しかし最新の研究により、微生物は複雑な共生世界を築いていることが判明しています。

1gの土には1億個の細菌が存在し、数百メートルに渡るカビ菌の菌糸を利用して高速移動する…ということまで確認されているのです。

菌糸の上を高速移動する細菌の映像

このような菌類の高度な共生関係は、一度破壊されてしまえば取り返しがつきません。

また、微生物環境の変異は、予測できない病原菌の発生を引き起こす可能性もあります。

今日、見えない環境で滅んだ微生物が、ペニシリンの元となったアオカビのように人類を救済してくれた可能性も、なくはないでしょう。

【編集注 2020.10.05 14:00】
記事内容に一部誤りがあったため、修正して再送しております。

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