ハエトリソウが閉じる仕組みを解明
ハエトリソウが閉じる仕組みを解明 / Credit: 基礎生物学研究所
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食虫植物ハエトリソウの”葉が閉じるメカニズム”を解明!30年前の仮説を日本の研究チームが実証 (2/3)

2021.01.27 Wednesday

2020.10.08 Thursday

自然科学研究機構 基礎生物学研究所 https://research-er.jp/articles/view/92693

30年前に提唱された仮説

これについて、ドイツ人科学者のホディックとシーバースは、1988年に「カルシウムイオンの濃度変化が関係しているのではないか」と推測しました。

彼らの仮説は以下の通りです。

・ハエトリソウの感覚毛を刺激すると電気信号が発生し、細胞内のカルシウムイオン濃度が上がる

・放出したカルシウムイオンは蓄積し、ある一定の閾値を超えると葉が閉じる

・1回目の刺激だけでは閾値を超えず、もう1度刺激を与えなければならない

・カルシウムイオン濃度は徐々に減少し、30秒以上経つと、2回目の刺激を与えても閾値を超えなくなる

カルシウムイオン濃度が上昇し、ある閾値を超えると葉が閉じる
カルシウムイオン濃度が上昇し、ある閾値を超えると葉が閉じる / Credit: 基礎生物学研究所

2人のアイデアは当時から説得力のあるものでしたが、カルシウムイオン濃度の変化を測定する方法がなく、30年以上にわたり実験されてこなかったのです。

次ページ仮説は正しかった!日本の研究グループが証明

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