「新型コロナウイルスはどのくらいの持続性をもつ?」
「新型コロナウイルスはどのくらいの持続性をもつ?」 / Credit: CSIRO
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新型コロナウイルスは紙幣やスマホの表面で「最長28日間」も生存すると発表される。でも”実際の生存期間”はもっと短い?

2021.01.27 Wednesday

2020.10.14 Wednesday

scitechdaily https://scitechdaily.com/how-long-the-covid-19-virus-lasts-on-surfaces-new-research-on-sars-cov-2-survivability/, bbc https://www.bbc.com/news/health-54500673

まだまだ収束の気配を見せないCOVID-19(新型コロナ感染症)ですが、オーストラリアの研究グループ・CSIROにより新たな事実が判明しました。

10月7日付けで『Virology Journal』に掲載された報告によると、原因ウイルスのSARS-CoV-2は、紙幣や携帯電話、ステンレス表面で28日間生存できるとのことです。

以前の調査では、平均2〜3日、長くても6日とされていましたが、予想以上にしぶとい生命力を持っている可能性があります。

20度の室温で”最長28日間”も生存可能

研究チームは、平均的な室温に近い摂氏20度の環境で、紙幣や携帯電話、衣類など、日常的に手にするモノの表面に新型ウイルスを付着させて、その生存時間を調査しました。

結果、最も生存期間が長いのは、紙幣・プラスチック製のカード・携帯電話・グラス・ステンレスの表面などで、28日でした。これは同じ環境下で17日間生存するインフルエンザウイルスよりも長いです。

一方で、多孔質素材の衣類やタオルでは、生存期間が短くなり、平均14日でした。

また、室温が上がると生存期間が短くなることも分かっています。

摂氏30度では、紙幣や携帯電話は7日、衣類は3日に減り、摂氏40度では、感染力を失うのに1日もかかりませんでした。

実験に使用された人工粘液
実験に使用された人工粘液 / Credit: CSIRO

CSIRO代表のラリー・マーシャル博士は「モノ表面での生存期間を特定することで、新型ウイルスの拡散をより正確に予測し、効果的な感染予防策を取ることができる」と指摘します。

また今回の結果を受け、「手洗いや日用品の除菌をさらに徹底する必要性がある」と続けました。

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