化石から”記録史上最大のサイズ”を特定!
87本の歯のサイズを分析したところ、全体の平均体長は4.8メートルでした。これは成体のホオジロザメの平均サイズと同じか、それ以上の大きさに当たります。
さらに驚くべきは、採取された成体の歯から史上最大のC.angustidensが発見されたことです。
これまでの最高記録は、ニュージーランドで発見された8.47メートルの個体でしたが、今回のそれは8.85メートルに達したと推定されます。
メガロドンよりは小さいものの、最大級のホオジロザメ(6m)を大きく上回るサイズです。
ブーセネッカー氏は「この発見は、C.angustidensがどこまで成長するかについての理解を刷新する」と話しました。
また、若い個体のための生育場所をつくるサメの適応戦略は、C.angustidensの系統から始まった可能性も示唆されています。