「4U 1916-053」星系のイメージ。円盤の中心は中性子星で、この近くのガスから放たれたX線は重力赤方偏移を起こしている。
「4U 1916-053」星系のイメージ。円盤の中心は中性子星で、この近くのガスから放たれたX線は重力赤方偏移を起こしている。 / Credit: NASA/CXC/M. Weiss
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2021.01.27 Wednesday

2020.10.27 Tuesday

GPSにも影響する「一般相対性理論」の”時空の歪み”。遠方の星でも確認される! (4/4)

前ページ遠くの星系から検出された重力赤方偏移

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あちこちから見つかる重力による時空の歪み

研究チームが今回の重力赤方偏移の影響と、予想される中性子星の質量を元に計算したところ、このX線が通ったガスは中性子星から約2400キロメートルの距離にあるとわかりました。

これは北海道から沖縄くらいの距離です。

こうした中性子星の近くでは、はっきりと一般相対性理論が唱える重力赤方偏移が観測で確認できたのです。

機器性能の向上で、机上の中だけにあった一般相対性理論の効果は、現在私たちの日常必需品の中から、遠い宇宙のX線の中までさまざまなところで現実に確認できるようになりました。

重力のせいで、宇宙のあちこちで時間の流れが遅れているというのは、なんだかすごい話ですね。

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