チョウとガの違いは?
チョウとガの違いは? / Credit: jp.depositphotos
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チョウとガはどこが違う? 見分けるポイントとは (4/4)

2021.08.27 Friday

2020.11.23 Monday

前ページチョウの蛹は固く、ガの蛹はマユに包まれている

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チョウは翅を立て、ガは翅を広げている

チョウは翅を立てる
チョウは翅を立てる / Credit: pixabay

成虫期の大きな違いは、木や花への「止まり方」に表れます。

チョウは、日浴のために翅を広げることもありますが、基本的には垂直方向に立てています。アゲハチョウとかタテハチョウと呼ばれるのはそのためです。

対して、ガは翅を水平方向に広げています。チョウは、直射日光に当たる面積をできるだけ少なくするために翅を立てますが、夜間に活動するガがその必要がないのです。

世界にはこうしたポイントでは見分けられないチョウやガが無数にいますが、日本に生息するものであれば大方は識別できるでしょう。

ただ、日本にはチョウが約250種いるのに対し、ガはその20倍以上の種が見つかっています。

専門家によれば、まだまだ見つかっていない種がいるようで、中にはチョウのようなガも存在するかもしれません。

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