宇宙空間で1年間生き延びた細菌
宇宙空間で1年間生き延びた細菌 / Credit: Tetyana Milojevic
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宇宙空間に1年放置されたバクテリアの生存を確認! 微生物は宇宙遊泳ができる?

2021.01.27 Wednesday

2020.11.10 Tuesday

sciencealert https://www.sciencealert.com/this-bacterium-survived-on-the-outside-of-the-space-station-for-a-year, livescience https://www.livescience.com/bacterium-survives-year-on-space-station.html

オーストリア、日本、ドイツの最新研究で、「デイノコッカス・ラディオデュランス」という細菌を宇宙空間で1年放置した結果、地球帰還後に生存していたことが確認されました。

実験は、ISS(国際宇宙ステーション)の外に設置された船外プラットフォームで行われ、紫外線や微小重力、激しい温度変化、乾燥状態にさらされます。

また、生き残った細菌は、コントロール群として同時に実験された地上の細菌とは異なる変化を見せたようです。

研究は、10月29日付けで『Microbiome』に掲載されました。

>参照元はこちら(英文)

1年間、宇宙空間にさらされても生存していた

同様の実験は以前にも実施されていますが、研究チームは、微生物が極端な環境下で生き延びる能力を明らかにするため、再度実験を行いました。

チームは、乾燥させたD.ラディオデュランスをISSに送り、船外プラットフォームに入れて1年間、地球低軌道帯(LEO)を周回させています。

それと同時並行で、地上でも同じサンプルを1年放置させ、両者の違いを調べました。

1年後、LEOの細菌を持ち帰って水で戻したところ、地上グループより生存率は低かったものの、生き残っているサンプルが確認できたのです。

地上の細菌(左)、宇宙空間の細菌(右)
地上の細菌(左)、宇宙空間の細菌(右) / Credit: Ott et al., Microbiome, 2020

また、生き残ったLEO細菌は、地上のものと様子が違っていました。

表面が無数の小胞やデコボコに覆われ、多くの修復メカニズムが引き起こされて、いくつかのタンパク質が豊富になっていたのです。

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