異性との性交渉がない人の割合は日本で増加傾向にある。
異性との性交渉がない人の割合は日本で増加傾向にある。 / ©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
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日本人の草食化が海外から注目の的に!「低収入」と結婚の関係をはじめて数値化

2021.01.27 Wednesday

2020.11.12 Thursday

phys https://phys.org/news/2020-11-japanese-increasingly-disinterested-dating.html,zmescience https://www.zmescience.com/other/economics/japan-dating-trends-09112020/

日本は現在、世界でももっとも出生率の低い「草食化」している国の1つです。

その理由として、成人における性交渉未経験者の割合が増加していることが示唆されています。しかし、これまでのところ、その事実に対する全国的なデータを使用しての調査研究は行われていませんでした。

この問題について、 東京大学大学院、医学系研究科国際保健政策学教室が1987年から2015年の間に実施された出生動向基本調査のデータを用いて調査を行い、その研究が11月9日付けでオープンアクセスジャーナル『PLOS ONE』に掲載されました

そのため、海外の科学系メディアからも日本の草食化に関心が寄せられているようです。

>参照元はこちら(英文)

草食化により日本の独身者の増加している

日本では交際に興味を持たない人の割合は増えている。
日本では交際に興味を持たない人の割合は増えている。 / Credit:pixabay

日本では、この30年間で独身者の割合が飛躍的に増加しています。

2015年には30代女性の4人に1人、30代男性の3人に1人が独身であり、その半数が「異性関係に興味がない」と回答しています

日本のメディアではこうした現象を「草食化」と呼んで話題にしているのです。

疫学の専門家であり、今回の研究チームの1人である東京大学のピーター・ウエダ博士は、この草食化現象について「その定義も、本当に現象が存在するのかどうかについても、日本では10年前から熱く議論されてきましたが、全国的なデータが不足していました」と述べています。

そこで今回の研究では、日本の国立社会保障・人口問題研究所が1987年から2015年の間に、約5年ごとに実施した「全国出生動向基本調査」の収集データを用いて分析が行われました。

日本では18歳から39歳までの独身者の割合が、1992年から2015年まで間に、女性で220万人、男性で170万人も増加しています。

また同じ年齢層の独身者の割合は、1992年から2015年まで間に、女性で27.4%→40.7%に、男性で40.4%→50.8%に増加しています。

男性の独身率はかなり高い数値となっていますが、これは女性が平均的に自分より年上の男性と付き合う場合が多く、男性の既婚者は主に39歳以上に多いため、調査対象外だったことが原因と推測されています。

また、その他の要因として、18歳から39歳の男性の総人口が多いこと、男性は複数のパートナーと付き合う傾向が強いこと、男女で恋愛状況の報告方法が異なることなどが考えられます。

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