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平均値にだまされてる?「平均点が70点だから、そのくらいの点数が多いんだな」と思った人は要注意 (2/3)

2021.02.09 Tuesday

2020.11.28 Saturday

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高・低、真っ二つ!「格差がある場合」

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例えば、7人のテストの点数がそれぞれ

Aさん:14点
Bさん:19点
Cさん:21点
Dさん:28点
Eさん:91点
Fさん:98点
Gさん:100点

であったとしましょう。このときの7人の平均点を計算すると…

(14+19+21+28+91+98+100) ÷ 7 = 53

なので、53点となります。

しかし、「平均点(53点)くらいの人」は、この7人グループの中には存在しません。

また、点数の順位が真ん中であるDさんの点数は28点で、平均点とは25点も差があります。

Aさん・Bさん・Cさん・Dさんの「低い点数のグループ」とEさん・Fさん・Gさんの「高い点数のグループ」にバッサリと分かれているのが実情で、平均点は、「低い点数のグループ」と「高い点数のグループ」の間にある値になってしまっています。

このように、格差がある場合も、平均値を「このグループを表す値」とすることは、適切とは言いにくいでしょう。

次ページ中央値と最頻値を知っておこう!

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