人間の頬の細胞と血液から食用人肉を培養する
ウロボロスステーキキットは「人間の頬の細胞」と「人間の血液」から食用の培養肉を作成するものです。

最初にチームは肉の元となる人間の細胞を入手することにしました。
彼らは自分たちのほほの内側から綿棒で細胞を入手することもできましたが、実際には研究推進団体「American Type Culture Collection(ATCC)」から研究用細胞を入手したとのこと。
次に入手した細胞はキノコ菌糸体で作られた土台の上に置かれ、約3ヵ月の間ケースの中で培養されます。
この間、細胞は低温オーブンなどの温かい環境に置かれ、肉が完全に成長するまでヒト血清が供給され続けるのです。

ちなみにこのヒト血清は献血後期限の切れた血液から作られたものであるため、医療現場に影響は与えていないとのこと。