インドで新種の発光キノコを発見
インドで新種の発光キノコを発見 / Credit: Phytotaxa
fungi

枯れ竹にしか生えない新種の「光るキノコ」を発見! 地元では懐中電灯として愛用(インド)

reference: zmescience, mongabay
2020.11.24 Tuesday

インド北東部・アッサム州で、新種の光るキノコが発見されました。

ヌナワタケ属(Roridomyces)に分類され、地元の枯れた竹(Phyllostachys)にのみ生えることから、学名:Roridomyces phyllostachydisと命名されています。

インドで、発光性のヌナワタケ属が見つかったのはこれが初めてです。

研究は、中国とインドの共同チームにより『Phytotaxa』に掲載されました。

>参照元はこちら(英文)

なぜ枯れた竹にのみ生息するのか?​

共同チームは、アッサム地方で2週間にわたる調査を行い、その間に数種の新種キノコが見つかっています。

中でも特に目を引いたのが、発するキノコでした。

チームはキノコのサンプルを採集して乾燥させた後、系統樹上の位置を把握するために遺伝子解析を行いました。

その結果、形態および遺伝的特性の両方で、ヌナワタケ属の新種であることが支持されています。

現在、同じ属に分類されるキノコは12種あり、そのうちの5種は生物発光性です。

カサ部分は光らない
カサ部分は光らない / Credit: Phytotaxa

昼間はいたって地味なキノコですが、夜になると鮮やかな緑色に光を発します。ただし、光るのは根元の糸体と柄の部分だけで、子実体のカサは光りません。

死んだ竹でのみ成長しますが、その詳しい理由はまだ不明です。

研究主任のサマンサ・カルナラトナ氏は「ヌナワタケ属はとても脆い菌類で、湿気や湿度の高い場所を好みます。もしかしたら枯れた竹に、新種のヌナワタケが好む条件がそろっているのかもしれない」と指摘します。

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