頭が2つある白亜紀の爬虫類
頭が2つある白亜紀の爬虫類 / Credit: Haiyan Tong
paleontology

出産中の母親?頭が2つのトカゲ? 「トンデモ化石5選」

2021.01.27 Wednesday

2020.11.25 Wednesday

恐竜の姿をこの目に見ることは叶いませんが、化石のおかげで多くのことがわかっています。

化石は恐竜たちの生態や当時の環境を教えてくれますが、中には驚きの瞬間をとらえた化石もあります。

ここでは、今までに見つかったトンデモ化石5選を見ていきましょう。

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1.陸上最大の生物「アルゼンチノサウルス」の化石

アルゼンチノサウルスの復元骨格
アルゼンチノサウルスの復元骨格 / Credit: Jason Saurian Yates

こちらは、見つかった骨の一部から復元されたアルゼンチノサウルスの骨格です。

アルゼンチノサウルスは、白亜紀後期(約1億〜6600万年前)に現在のアルゼンチンに生息した草食恐竜で、1993年に初めて記録されました。

地球上に存在した史上最大の陸棲生物であり、後ろ足の高さは4.5メートル、胴体の長さは7メートル、最大全長は30〜45メートルに達します。

総重量は60〜100トンと推定され、ゾウの平均体重の10〜16倍です。

本当に怪獣のような生物が存在していたんですね。

次ページ2.原始クジラの化石が大量出土した「クジラ渓谷」

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