ドローンとARで千里眼のような透視に成功

technology 2018/04/20
Credit:IEEE SPECTRUM

機械によって千里眼の能力が手に入るかも?

グラーツ工科大学の研究チームが、ドローンと拡張現実の技術を用いることで壁を透視し、簡単にドローン操作を行える技術を開発しました。

これは、ドローンとマイクロソフト社の拡張現実デバイス、HoloLensを用いて作られています。HoloLensは、現実に見える自分の視野に別の映像を重ね合わせることができます。

壁を隔てた場所にあるドローンから送信されるライブ映像と、画像ベースレンダリングを行って、壁の向こう側をリアルに再現しています。

Credit: develop3d on Visual Hunt / CC BY-NC-SA

ドローンを操作する人は、自分が位置してる視野から壁を透視。ドローンを動かすときは、視線を動かしたり、HoloLensに映るドローンを掴んで動かしたりすることで簡単に移動させることができます。

また、ドローンからのライブ映像は視野上に反映されており、ドローンをダブルクリックすることでドローンの視点から映像を見ることもできます。

Credit:IEEE SPECTRUM / 左図:ドローンを掴んで移動している様子。中央図:視線で操縦する様子。右図:ドローン視点からの映像の様子。

この技術は、研究チームのオカン・エトラ氏が誰でも簡単にドローン操作できるために開発されました。実際に、操作感を試した実験では、従来の操作方法よりも拡張現実を用いたほうが自然で使いやすいと報告されています。

現状では、トラッキングや環境モデルへの依存性が高くて実用するには遠い状態なので、改善して実用化に繋げたいと述べています。この技術は、自然災害などでの救助や探索活動などへの応用も期待されています。

 

via: IEEE SPECTRUM / translated & text by ヨッシー

 

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