一般人が建てるのは困難
最初に「モノリス」が見つかったのは今月18日。当局員がユタ州南部のレッド・ロック砂漠上空をヘリで飛んでいたときのことでした。
「モノリス」は地面から約3.6メートルの高さがあり、ステンレスと思しき金属板3枚を接合した三角柱となっています。
内側は空洞になっており、素人が頑丈な岩盤にこれを埋め込むのは至難のワザです。
調査を担当した局員は「誰がいつどのように建てたのかまったくわからない」と話しています。
「モノリス」は砂漠の奥地にあり、一般人が訪れるのは危険であるため、当局はくわしい位置情報を非公開にしていました。
しかし、アマチュアの探検家が場所特定に成功し、すでに何人かが訪れているそうです。
当局は「公共の場所なので訪問を禁止することはできないが、当局の管理下にある公有地に許可なく人工物を建てることは、たとえ地球外の者でも違法である」と述べています。