火星に多くの塩水がある

NASAの「火星探査機フェニックス」は2008年夏に、火星地表を掘削し、地下に水分が隠れていることを発見しています。
火星の地下では過塩素酸マグネシウムなどの存在によって、水が液体の状態を保った貯水池があるようなのです。
火星は非常に寒い環境で、発見される水は基本的に凍っています。
液体の状態を保った水は土壌の塩分を含むことで、凝固点が下がっているものだけで、不純物の多い状態です。
残念ながら、こうした水は飲水に利用することができません。また電気分解の原料にも使うことができないのです。