失敗から生まれたヒット商品とは?
失敗から生まれたヒット商品とは? / Credit: canva
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失敗から生まれた3つの発明品!「電子レンジ」は軍事レーダーから誕生した?

2021.01.27 Wednesday

2020.12.15 Tuesday

『NewScientist 起源図鑑』 https://www.amazon.co.jp/New-Scientist-%E8%B5%B7%E6%BA%90%E5%9B%B3%E9%91%91-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%90%E3%83%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%B8%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%82%B4%E3%83%9E%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%80%81%E3%81%BB%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%A9%E3%81%82%E3%82%89%E3%82%86%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2-%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3/dp/4799322079

「必要は発明の母」と言うように、必要に迫られることで大胆なアイデアは生まれます。

それとは反対に、「失敗は成功の母」という言葉もあります。

つまり、失敗作でも見方を変えれば、何かの役に立つ可能性があるということです。

ここでは、研究者たちの失敗が生んだ3つの発明品を見ていきましょう。

どれも私たちの生活に欠かせない必需品となっていますよ。

ポジティブな化学者が生んだ「プラスチック」

今や社会問題の筆頭にあげられる「プラスチック」も化学者の失敗から生まれました。

それは1907年のことです。

当時、世界的に「シェラック」という樹脂が不足していました。

シェラックは、カイガラムシという昆虫が分泌する天然樹脂を精製したものであり、木材の保護や食品のコーティングに使われます。

そこでベルギー生まれの化学者、レオ・ベークランドは、フェノールとホルムアルデヒドを混ぜて人工樹脂を作ってみました。

レオ・ベークランド
レオ・ベークランド / Credit: ja.wikipedia

ところが、できあがったのは出来損ないのパン生地のような茶色い塊です。

しかし、もともと楽観的な性格のベークランドは、それを捨てることなく型に流し込んでみました。

すると、自由に形を整えられ、熱を加えると耐久性の高い材料となることがわかったのです。

これが世界初の人工的に合成されたプラスチックでした。

彼はそれを「ベークライト」と名付けて商品化し、大成功しています。

ベークライトは、テレビのケースやキッチン用品、子どものおもちゃまで幅広く使用されました。

ベークライトを使った鉛筆削り
ベークライトを使った鉛筆削り / Credit: bakelitmuseum
ベークライトを使った電話
ベークライトを使った電話 / Credit: bakelitmuseum

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