人類は文字をどう進化させた?
人類は文字をどう進化させた? / Credit: jp.depositphotos
history archeology

文字が誕生したのはいつ?「カタコト文字」が「スラスラ文字」になるまで (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2021.01.01 Friday

『NewScientist 起源図鑑』 https://www.amazon.co.jp/New-Scientist-%E8%B5%B7%E6%BA%90%E5%9B%B3%E9%91%91-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%90%E3%83%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%B8%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%82%B4%E3%83%9E%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%80%81%E3%81%BB%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%A9%E3%81%82%E3%82%89%E3%82%86%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2-%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3/dp/4799322079, ancient-code https://www.ancient-code.com/paleoanthropologist-discovers-set-of-geometric-signs-used-around-the-world-40000-years-ago/

「カタコト文字」が「スラスラ文字」に進化するまで

複雑な会話や文章を正確に記録できる文字は、約5000年前のメソポタミアに登場します。

それが、シュメール人の使った「くさび形文字」です。

くさび形文字
くさび形文字 / Credit: y-history

粘土板に記されたくさび形文字は、会計システムの記録として始まり、労働者へのビールの配給などが記録されました。

世界最古の物語である『ギルガメッシュ叙事詩』もこの文字で記されています。

こうした社会の発展とともに、文字もどんどん進化し、複雑な文章を記録できる「スラスラ文字」になっていきました。

その最たるものが「アルファベット」です。

アルファベットは、話し言葉を記録するための絵文字から進化し、BC1700年頃の地中海東部に栄えたフェニキア人により、ぐっと現在の形に近づきました。

フェニキア人のアルファベット(22個)
フェニキア人のアルファベット(22個) / Credit: ja.wikipedia

これがギリシャ人に取り入れられて改良され、さらにその後、ローマ人が再び手を加え、今のローマ字が誕生しました。

ローマ式アルファベットは今や50億人に使われており、世界に最も広く浸透している文字です。

しかし不思議なことに、現代はSNSの影響もあってか、先史時代を越える絵文字ブームが到来していますし、ユニークなネット言葉もたくさん生まれています。

現代人はスラスラ文字と同時に、古代のカタコト文字も使っているのです。

歴史の流れからすると、今は一風変わった言語時代なのかもしれません。

<

1

2

>

みなさんのおかげでナゾロジーの記事が「Googleニュース」で読めるようになりました!
Google ニュースを使えば、ナゾロジーの記事はもちろん国内外のニュースをまとめて見られて便利です。
ボタンからダウンロード後は、ぜひフォローよろしくおねがいします。
App Store からダウンロード Google Play で手に入れよう

歴史・考古学のニュースhistory archeology news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!