贈り物をした時の喜びは貰う時よりも継続する
贈り物をした時の喜びは貰う時よりも継続する / Credit:Depositphotos
psychology

プレゼントをする喜びは、貰う喜びより長持ちすることが判明!

参考文献: UChicago news
2020.12.29 Tuesday

何かを獲得したときに得られる喜びは、マンネリ化によって減少します。

誰でも同じ出来事を経験したり、同じものを貰ったりし続けるならその快楽に適応してしまうのです。

しかし、アメリカ、シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスの社会心理学者エド・オブライアン氏らは心理学誌『the Association for Psychological Science』に、「与える喜びは例外的に長く継続する」と報告しました。

同じ方法で同じものを与え続けても、そこから得られる喜びはマンネリ化しにくいのです。

贈り物をした時の喜びには持続性がある

研究チームは、贈り物をしたときの幸福感と、贈り物をもらった時の幸福感を比較するため2つの実験を行ないました。

1つ目の実験では、合計96人の大学生が、5日間毎日5ドルを受け取りました。

彼らは受け取ったお金を毎回まったく同じことに費やさなければいけません。

研究チームは、参加者たちが自分のためにお金を使うか、もしくは他の人のためにお金を使う(募金やチップなど)かランダムに振り分けました。

そして参加者は1日の終わりに自身の幸福状態を自己申告するのです。

贈り物をした人は幸福状態を維持できた
贈り物をした人は幸福状態を維持できた / Credit:Depositphotos

実験の結果、自分自身にお金を費やした人は、5日間に渡って幸福感が着実に低下していきました。

しかし、他の誰かにお金をプレゼントした人たちの幸福感は衰えることがありませんでした。

5回連続で同じ額のお金を送る「喜び」は、スタート時と同じくらい強かったのです。

また研究チームは、この点を確かめるために2つ目の実験を行っています。

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