脳を科学的に覚醒させる7つの方法「不安を65%減らす音楽」

spiritual 2018/04/29

1. 不安を65%減らす曲

音楽好きと、日頃のストレス過多で苦しんでいるその他大勢にとって朗報です。

“Mindlab International”の音響セラピストと協力して、イギリスの音楽グループ、マルコーニ・ユニオンが“Weightless”と題される曲を作りました。

この曲は独自の方法を使って、ハーモニー、リズム、ベースラインを注意深く組み合わせ、実際に不安を減少させるようにデザインされました。効果は当初予測されたものよりも素晴らしく、デイビッド・ルイス・ホジソン博士によると、それまでにテストしたどの楽曲よりも、深くリラックスした状態へ誘導したとのこと。実際に、ストレスホルモンであるコルチゾールを有意に下げ、不安を65%減らし、35%を精神的に休んだ状態へと導いたそうです。

この究極のブレインハック曲には10時間バージョンもあります。要チェック。

 

2. 少量の飲酒

飲酒する理由がここにあります。

一日2杯のワインは心をスッキリさせるだけでなく、脳をきれいにするようです。ロチェスター大学メディカルセンターによる新たな研究によると、少量の飲酒は炎症を抑え、脳からアルツハイマーや痴呆に関わる毒素を除く助けをすることが示されました。

「少量」というのが鍵で、適度に飲酒をするのが良いとのこと。研究を率いたマイケン・ネダーガードは、「長い間多量のエタノールを摂取し続けると、中枢神経系に有害であることが分かっています。しかし、この研究によって我々は初めて、少量のアルコールが脳の健康に有益である可能性を示しました。つまり、ゴミを除くことで脳の機能を改善するのです」と述べています。

 

3. 自然とのふれあい

自然に近寄ることができると、私達の脳は大喜びするようです。

マックス・プランク研究所で行われた新たな研究によると、森のそばに住む都市生活者は、心理学的に健康な扁桃体の兆候を示す傾向が高く、それゆえに、他の都市生活者に比べてストレスへの対処がうまく出来ることがわかりました。

文明の虚飾が重くのしかかり、私たちは癒やしを求めて自然の中に入ります。そして、シンプルに存在を実感したり、孤独を抱きしめることで、癒やしを実感できるのです。

街の外れの森であれ、都市の中の緑のある公園であれ、それにより近づけば近づくほど、私達の脳の健康状態は良くなります。私たちの文明は深刻な自然喪失に苦しんでおり、もはやそれを癒やすことができるのは、もっと自然に触れることだけなのかもしれません。

 

4. クルクミンが記憶や気分を改善

カレーの材料の1つであるクルクミンが、脳に良いことがわかりました。UCLAの新たな研究によると、クルクミンが年齢による記憶力低下が見られる人たちの記憶力と気分を改善しました。

以前の実験で、ターメリックに含まれるクルクミンの抗炎症作用と抗酸化作用がすでに明らかにされています。新たな研究では、記憶や気分に対するクルクミンの直接の効果が調べられていて、サプリメントをとったグループに記憶力の有意な改善(記憶力テストで28%の改善)が明かされました。一方でプラシーボを処方された人々には改善は見られませんでした。

論文の筆頭著者であるゲイリー・スモール博士は「クルクミンが実際どのように機能しているのかは定かではありません。しかし、それは脳の炎症を減少させる能力によるのかもしれません。脳の炎症はアルツハイマー病や大うつ病と関わっています」と語っています。

インド人の賢さはカレーのウコンに理由があった!?


 

5. 自虐ユーモアは心理的満足感を促進する

あなたの暗いユーモアセンスは、どうやら脳にとって好ましいようです。

ユーモアに関する研究はいまだに黎明期です。しかし、グレナダ大学の脳と行動研究センターによる新たな研究で、自虐ユーモアを頻繁に使う人たちは、心理的・社会的な幸福レベルが高いことがわかりました。自虐ユーモアがもっぱら消極的な心理的効果と関係があることが示唆されていた以前の研究とは正反対です。

なので、自由奔放な気質や口汚いけれど愛のあるユーモアのセンスを取り柄にしてしまいましょう。それはみんな無駄なことです。肩をすくめて、自分自身を大いに笑ってやりましょう。自身のプログラムを書き換えるときです。私たちがいつも宇宙の最末端にいるという事実を笑うことで、宇宙的ジョークに逆転しましょう。

 

6. 磁気的脳刺激は否定的な感情の知覚を変える

脳はとても神経質な器官です。でも、それを知ったからと言ってウツになる必要はありません。Elsevierが出版した新しい研究の報告によると、右脳前部に対して磁気刺激を行うことでその興奮を調節してやると、否定的な感情の処理を強めたり弱めたりできることがわかりました。

現在抑うつの治療に使われている抑圧的な刺激を使うことは、抗うつ作用を示しました。一方で興奮的な刺激(反復経頭蓋磁気刺激法)はその人の恐ろしいイメージに対する反応をグッと減らすことで否定的な知覚を変化させました。

研究の編集者であるキャメロン・カーター医学博士はいいます。「右脳の前頭部の領域を調整することで、脳内での感情情報の調節を『トップダウン方式』で直接影響できることがこの研究で確認されました」

 

7. マインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想で健康への好影響を受けるためにヨガ行者になる必要はなさそうです。毎日瞑想を実行することで、深く有益な様式で脳に影響があることがわかりました。

マインドフル瞑想は文字通り数千年に渡って行われており、それが機能する理由があります。科学を通して、なぜ瞑想がそれほど有益であるのか、うまい説明が得られ始めています。毎日さらなる研究が、瞑想と健康の間にある関係のはっきりした図式を描いています。

ここに、マインドフルネス瞑想の5つの興味深い健康への影響リストをあげます。
 

  1. ・ストレスと痛みの開放
  2. ・灰白質と神経可塑性の増加
  3. ・集中力の増加
  4. ・共感性の増加
  5. ・快眠

 
ディビッド・リンチからダライ・ラマまで、様々な人たちがマインドフルネス瞑想が注意力を増やし、ストレスと戦い、健康のあらゆる面を底上げすると主張しています。インドの哲学者、ジッドゥ・クリシュナムルティいわく、「瞑想は目的のための手段ではない。手段であり目的でもあるのです」

 

1分でもOK。瞑想の3つの簡単なやり方と効果まとめ

 

via: The Mind Unleashed/ translated & text by SENPAI

 

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