シロイルカの出産と育児
通常、シロイルカは北極海に生息していますが、夏になるとエサを求めて暖かい地域に移動します。
その親しみやすい姿とユニークな色から世界中の様々な施設で飼育されており、多くの人々に愛されてきました。
ちなみにメスは、通常3年に1度、14~16カ月の妊娠期間を経て1頭の赤ちゃんを出産します。
出生時の赤ちゃんシロイルカは約1.5mであり、大人になると5.5mまで成長するとのこと。
また生まれたばかりでもすぐに母親と一緒に泳ぐことができ、数時間後には授乳が開始。生後1~2年は続きます。
現在、シロイルカは世界に約20万頭いると言われていますが、狩猟や感染症などの脅威に面しています。
さらに新型コロナウイルスによって、シロイルカを飼育してきた多くの施設が一時的に閉館しているようです。
そのため今回の明るいニュースは、施設関係者やイルカ好きな人々の心を元気づけるものとなりました。