塗りつぶすだけで写真を違和感なく自動修正してくれるAIツールが発明される

artificial-ntelligence 2018/04/25
Credit: Guilin Liu et. al/NVIDIA

米国半導体メーカーの “NVIDIA” が、AIを用いた画期的な写真修正ツールを開発しました。ディープ・ラーニングを採用し、AIが独自に写真の空白に何があるべきか判断できるようになったのです。

これまでの写真修正ツールでは、空白の部分にただ隣のピクセルの色を埋め込むといった仕組みのものであり、実際にどのような色がそこにあるべきかの判断は不可能。そのため、ものすごく古い写真を修正するような際には、あまり役に立ちませんでした。

しかし、AIが状況を一変させます。NVIDIAは、大量の「写真の空白」情報を集め、AIにその修正方法を学ばせることでこのシステムを強化していきました。自ら空白のパターンを学んだAIは、たとえば、誰かの顔写真の「目」が欠けていれば、周辺の画質が不鮮明であったとしても、そこに「目」を埋めることができるようになったのです。

もちろん眉毛もイケちゃう

これまでも同様の試みはなされてきましたが、修正できるのは四角で囲まれた範囲に限られるなど、その機能は不十分でした。しかし、NVIDIAの新たなツールではあらゆる形の空白も埋められ、そのサイズや位置も問題になりません。邪魔なものを自然に消すことも可能です。

橋を塗りつぶすだけで…

橋がドロン!

これにより多くのケースで驚くほど自然な修正が可能となりました。以前のツールとは雲泥の差です。

もちろん、常に完璧な修正ができるわけではありません。空白が大きすぎると情報も少ないため、うまく修正することはできないでしょう。しかし、多くの写真には有効であり、もう修正に骨の折れる作業は必要なくなります。まずAIに修正させて、あとは細かい部分を仕上げさえすればいいのです。

 

AIが笑顔だけで人の性別を当てることができるように

 

via: engadget / translated & text by なかしー

 

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