近視を治すクボタメガネ
近視を治すクボタメガネ / Credit:窪田製薬
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1日60分の着用で「近視を治す」クボタメガネが開発中 2021年後半アジアで発売予定 (2/2)

2021.01.28 Thursday

前ページ近視の原因のほとんどは「角膜から網膜までの長さ」の伸長である

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1日1時間で近視が治るクボタメガネ

伸長した網膜の周辺部に映像が投影・刺激
伸長した網膜の周辺部に映像が投影・刺激 / Credit:窪田製薬

開発中のクボタメガネは、装着することで人工的なが眼球に照射されるようになっています。

これにより後方に伸長した網膜の周辺部には焦点がぼやけた特殊な映が投影され、この刺激によって眼軸長の短縮が誘発されるとのこと。

ちなみに、この技術は「myopic defocus」と呼ばれる近視抑制技術(米国食品医薬局FDA承認)を応用したものであり、myopic defocus自体はすでにクーパービジョン社のコンタクトレンズ「MiSight 1day」に採用されています。

クボタメガネテクノロジーの推移
クボタメガネテクノロジーの推移 / Credit:窪田製薬

クボタメガネは現在開発中ではあるものの、試作機における12名のテストでは、被験者の眼軸長の短縮が確認されました

窪田製薬によれば、1日60分から90分の装着を続けることで近視が改善するとのこと。

クボタメガネは2021年後半にアジアでの販売が開始される予定です。

やコンタクトレンズ、またレーシック手術に頼らなくてもよい近視患者にとって夢のような世界がもうすぐ実現するかもしれません。

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