脳波を受け取る没入型VRヘッドセット
開発中のヘッドセット「Galea」は、VRヘッドセットやARヘッドセットに接続できるよう設計されており、装着者の生体データをリアルタイムで検出できます。
生体データは、脳波、眼電図、筋電図、皮膚電気活動、フォトプレチスモグラフィセンサーなどから得られ、脳の働き、眼球運動、筋肉、皮膚、心拍数などの様々な要素をデータ化します。
これにより、装着者が感じている「幸福・不安・興奮・憂鬱・注意力・関心レベル」を測定し、個人の感情に合わせた没入型コンテンツの作成が可能になります。
例えば、プレイヤーがゲームに退屈していることにシステムが気付くなら、自動で難易度が上がるといったことも可能でしょう。
つまり個々の感じ方に合わせて、誰もが興奮または感動し、熱中できるゲームの開発に寄与するのです。