空気抵抗を無くして高速輸送する「ハイパーループ」

ハイパーループとは、真空チューブを利用した輸送システムであり、人や貨物を高速で運べます。
「真空内をポッドが移動する」という仕組みなため、空気抵抗をほとんど受けず、最小限のエネルギーで高速化が可能。
そのため、ヴァージン・ハイパーループ社のハイパーループは時速1080kmでの走行が可能と言われています。
これは従来の鉄道の10倍、また高速鉄道の3倍の速度になります。

さらに加速も非常にスムーズであり、時速1000kmに加速するまでに、「コーヒーを一滴こぼすことさえない」と主張しています。
イメージビデオでは、ハイパーループ施設やポッド内部が公開されています。

各ポッドは最大28人乗りであり、全体で1時間あたり数千人の乗客を輸送できるとのこと。
ポッドがチューブ内を走行するため外の景色を楽しむことができませんが、シンプルかつ洗練されたデザインの客室で到着までリラックスできるでしょう。