男子だけがビデオゲームを頻繁に遊ぶとメンタルヘルスが改善されている。
男子だけがビデオゲームを頻繁に遊ぶとメンタルヘルスが改善されている。 / Credit:canva
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テレビゲームが子どものメンタルヘルスを改善し、うつ病のリスクを減らす? ただし効果は男子のみ (2/3)

2021.02.23 Tuesday

Boys who play video games have lower depression risk(UCL) https://www.ucl.ac.uk/news/2021/feb/boys-who-play-video-games-have-lower-depression-risk
Prospective relationships of adolescents’ screen-based sedentary behaviour with depressive symptoms: the Millennium Cohort Study https://www.cambridge.org/core/journals/psychological-medicine/article/abs/prospective-relationships-of-adolescents-screenbased-sedentary-behaviour-with-depressive-symptoms-the-millennium-cohort-study/1DE7A90DFF566E36742B141724673B47

ゲームをしてる男子はうつ症状が改善される?

子どものテレビゲームのプレイは男子と女子でメンタルヘルスへの影響が異なる。
子どものテレビゲームのプレイは男子と女子でメンタルヘルスへの影響が異なる。 / Credit:canva

研究者は、ほとんど毎日ビデオゲームをプレイしていた男子が、3年後、月に1回未満しかビデオゲームをプレイしなかった男子よりも、抑うつ症状が24%も少ないという事実を発見しました。

これはあまり活動的ではない少年が、テレビゲームからより多くの楽しみや、社会的相互作用を引き出すことができる可能性を示唆しています。

一方で、興味深いことに、女子にはこの傾向が見られませんでした。

女子の場合、11歳でほとんど毎日ソーシャルメディアを利用していた子は、3年後、月に1回未満しかソーシャルメディアをを利用しなかった子に比べて、13%高い抑うつ症状を示すという、うつ症状リスクが高まる結果は見つかりました。

しかし、男子のようにうつ症状が緩和されるという要因は、女子のケースでは発見できなかったのです。

女子はソーシャルメディアの利用頻度が高い子ほどうつ症状のリスクが上昇した。
女子はソーシャルメディアの利用頻度が高い子ほどうつ症状のリスクが上昇した。 / Credit:canva

この違いについて、まだ明確な理由は判明していません。これは因果関係を示すものではなく、あくまで関連性が示されたにすぎません。

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