植物から動物への水平遺伝が確認された!
植物から動物への水平遺伝が確認された! / Credit:Canva
insect

植物の遺伝子を「食べる」ことで獲得した昆虫を発見! 植物から動物へ遺伝子が水平伝播する (2/3)

2021.08.27 Friday

2021.03.27 Saturday

PLANT DNA FOUND FOR THE FIRST TIME IN ANIMALS, BIZARRE STUDY REVEALS https://www.inverse.com/science/plant-dna-found-in-animal-dna-study Aphid-Like Insects Stole DNA From Plants – Gene Shields Them From Leaf Toxins https://scitechdaily.com/aphid-like-insects-stole-dna-from-plants-gene-shields-them-from-leaf-toxins/
Whitefly hijacks a plant detoxification gene that neutralizes plant toxins https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(21)00164-1?_returnURL=https%3A%2F%2Flinkinghub.elsevier.com%2Fretrieve%2Fpii%2FS0092867421001641%3Fshowall%3Dtrue

ウイルスが媒介になっていた

原因はウイルスが植物の遺伝子を切り出してコナジラミに組み込んだためと考えられる
原因はウイルスが植物の遺伝子を切り出してコナジラミに組み込んだためと考えられる / Credit:Canva

なぜコナジラミが植物遺伝子をゲットできたのか?

研究者たちが最も可能性が高いと考えたのはウイルスの存在でした。

ウイルスは細胞に感染するだけでなく、時にエラーを起こして細胞の雑多な遺伝子を自分の内部に取り込むことがあります。

植物とコナジラミの両方に感染するウイルスがいたとすると、植物の遺伝子を取り込んでしまったウイルスがコナジラミに感染することで、植物からコナジラミに遺伝子を運ぶことが可能になります。

研究者たちは追加の検証として、解毒剤遺伝子である「BtPMaT1」を働かなくする薬を与えたコナジラミに「トマト」を食べさせてみました。

トマトは虫にとって毒であるフェノール配糖体を含んでおり「BtPMaT1」がなければ食べた虫は死んでしまいます。

実験を行った結果「BtPMaT1」の働きをを失ったコナジラミはトマトを食べて全滅しました。

次ページ密接にかかわる生物は遺伝子の交換を起こす可能性がある

<

1

2

3

>

昆虫のニュースinsect news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!