17歳の高校生が新しい縫合糸を開発
17歳の高校生が新しい縫合糸を開発 / Credit:Society for Science
medical

「感染を変色して知らせる縫合糸」を高校生が発明! 根菜ビーツで染めるだけ

2021.03.31 Wednesday
This High Schooler Invented Color-Changing Sutures to Detect Infection https://www.smithsonianmag.com/innovation/high-schooler-invented-color-changing-sutures-detect-infection-180977345/

発展途上国では、手術部位の感染症が高い割合で生じています。

この問題に対処するため、アメリカ・アイオワ州のアイオワシティ西高校に通う17歳の生徒ダシア・テイラー氏は、「変色して感染を知らせる縫合糸」を発明しました。

この功績により、彼女は高校生を対象としたアメリカで最も古く権威のある科学・数学コンテスト「Regeneron Science Talent Search」の40名のファイナリストのひとりに選ばれました。

発展途上国では手術後の感染が大きな問題に

手術後に傷口が感染することも
手術後に傷口が感染することも / Credit:Depositphotos

世界保健機関(略称:WHO)によると、アメリカでは手術後2~4%の人に傷口の感染が生じるのに対し、発展途上国では平均11%にもなるとのこと。

特に帝王切開では術後感染の傾向が強く、アフリカの一部の国では帝王切開で出産した女性の最大20%が感染しているのです。

この問題の対処するため、これまでに導電性材料でコーティングされた「スマート縫合糸」などが作られてきました。

スマート縫合糸が感染を感知し、その情報をスマホやパソコンに送るのです

ところが、発展途上国ではそれら電子機器さえあまり浸透していません。

そこでテイラー氏は、世界中どんな場所でも比較的容易に入手でき、特別な道具がなくても感染を見分けられる縫合糸を開発することにしました。

次ページビーツの縫合糸は変色して感染を知らせる

<

1

2

3

>

医療medical

もっと見る

Special

注目pick up !!