馬は種として「自己認識力」をもっている?
馬は種として「自己認識力」をもっている? / Credit: jp.depositphotos
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ウマは鏡に映った「自分」を認識できる!ウマの個体差によらず「種として」自己認識力をもつ可能性も (2/2)

2024.06.19 Wednesday

2021.04.08 Thursday

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馬は「種として」自己認識力をもっていた⁈

研究チームは、用意した実験場の中に馬の全身が映る大きなを設置。

14頭の馬を対象に、それぞれが鏡に慣れて一連の社会的反応をしなくなった後、ミラーテストを開始しました。

馬の頬には、医療用の特殊な色つきゲルを使って十字マークを施し、これは鏡なしでは見られません。

また、無色のゲルで同じ十字マークを施した条件でも実験しました。

実験状況、幅1.8メートルの鏡を設置
実験状況、幅1.8メートルの鏡を設置 / Credit: link.springer

その結果、11頭の馬が自らの頬についた十字マーク(色あり)を認識し、その部位をこすり始めたのです。

頬をこする時間は、無色のゲルの時に比べ、約5倍にまで増えていました。

研究主任のパオロ・バラグリ氏は「これは馬が『自分の頬に』十字マークが付いていることを正確に理解し、剥がそうとしている証拠と言える」と述べています。

また、興味深いのは、14頭のうち11頭が同じ反応を示したことであり、馬が自己認識力を種としてもっている可能性を示唆します。

賢い個体に限られないという点では、馬が唯一かもしれません。

11頭の馬の中には、鏡に向かって舌をペロッと突き出し、その様子をジッと眺めているものもいたようです。

アインシュタインも舌を巻く賢さ、といったところでしょうか。

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