「満月の夜」に眠れなくなるのは本当だった。満月と知らなくても結果は同じ?

spiritual 2018/05/06
Photo by Neven Krcmarek on Unsplash
Point
・満月の夜に、人は睡眠に関するトラブルを抱える
・月の明るさは関係がない。月の満ち欠けのサイクルが人間の体内時計に影響している可能性がある

長年に渡って、満月はあらゆるものの原因とされてきました。満月の夜に犯罪率が急上昇したり、満月により内なる狂気が呼び起こされるなど、なかなかの悪者扱いです。

そしてさらに、私たちに最も身近なものとして「満月は眠りを妨げる」といったことが、2013年の研究により明らかになっています。

Switch to Standard View Evidence that the Lunar Cycle Influences Human Sleep
https://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822(13)00754-9

33人に対して研究の目的を伝えずに、睡眠に関する調査を敢行。被験者には「満月の夜」と「新月の夜」に実験室で一夜を明かしてもらいました。その結果、満月の夜の睡眠について次の事実がわかりました。被験者たちは平均すると新月の夜に比べて、

・眠りにつくのが5分遅かった

・睡眠時間が20分短かった

・「深い眠り」は30%少なかった

興味深いのは、これが単純に「満月の夜は光の量が多い」からではないことです。彼らの寝室は真っ暗に保たれており、当然そこから月はみえません。

研究者たちは、その理由について、人間が自然と月のサイクルに合わせた行動をしているのではないかといったことを挙げています。つまり、人間の体内時計が何らかの形で月の満ち欠けに呼応しているというのです。

Credit: Pixabay

満月の夜に「熟睡」するにはどうすればいいのか?と思うかもしれませんが、一言でいってしまえばそんな方法はありません。

先に述べたように、満月の日に眠れなくなる理由はその明るさが原因ではないため、アイマスクを用いたとしても結果は同じでしょう。

どんなに激しく抵抗しても、満月の夜は月に一度やってきます。この分野の研究がさらに進み、この現象についてのさらなる解明がされれば対策が練られるでしょう。しかし現段階では、この不思議な事実をただ受け入れるしかありません。

 

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via: bbc / translated & text by なかしー

 

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