除草剤の必要なし!高圧放電でターゲットの雑草だけを根絶
除草プロセスの3番目を担うのが、キラーロボット「Dick」です。
Dickは自律型除草ロボットであり、管理AIのWilmaから指示を受けて個々の雑草を取り除くことができます。
Dickの除草方法はいたってシンプルであり、「高圧放電で個別に焼く」というもの。
ターゲットをロックオンすると、電極がおりてきて8000ボルトの電圧がかかります。
すぐにパチッという音とともに煙が生じ、ターゲットは一瞬で焼き殺されます。
土壌を除草剤で汚さず、周囲の植物にも影響がありません。
シンプルですが非化学的除草としてはもっとも効果的だと言えるでしょう。
Small Robot CompanyのCEOであるベン・スコット・ロビンソン氏は、これらのキラーロボット・除草プロセスは第四次産業革命の一環であり、「テクノロジーによって精度・効率・持続可能性を重視している」と述べました。
今後、彼らは完全自律型の農業に向けてロボットたちを改善していく予定です。