おがくずから複雑なデザインの木製品ができる
伝統的な木工技術は、いわば減算的な手法です。
大きな木材をさまざまな道具を用いて削っていくことで望みの形に仕上げます。
当然、木材廃棄物もたくさん生じてしまいます。
対して、木材3Dプリントは加算的な手法だと言えるでしょう。
廃棄物であるおがくずから望みのデザインに作り上げるので、無駄が生じず、リサイクルにもなるのです。
またDesktop Metal社の主張によると、画像のような複雑な木製品も簡単にプリントできるとのこと。
熟練の職人が数週間から1ヵ月かけるようなデザインでも、素早く安価に提供できるかもしれません。
とはいえ、現段階でDesktop Metal社が提供する情報には限りがあります。
続報に期待したいところです。