飛沫を捕捉して空間からウイルスを減らす
研究の結果、コーティングされていない表面と比べて3倍もの飛沫を捕捉すると分かっています。
当然、捕捉された飛沫には病原体が含まれていますが、時間とともに不活性化されるとのこと。
つまり、飛沫に含まれるウイルスを捕らえて除去できるのです。
動画では、前半の「コーティングなし」と後半の「コーティングあり」が比較されており、コーティング剤の飛沫吸収能力が実証されていますね。
また素材に対して事前に消毒成分を含ませたり、定期的に洗浄したりすることで、より清潔な状態を保てます。
さらに、コーティングされた表面は水滴が付着しても、汚れずに透明度を維持すると判明。
これによりコーティングされたパーティションは、従来品よりも頻繁に洗浄する必要がありません。
このように新しいコーティング剤は幅広い可能性を秘めています。
フアン氏によると、「壁やカーテンなどに適用すれば、その空間から飛沫を除去できるかもしれない」とのこと。
感染対策は今後もしばらく必要なので、他の予防措置と並行して、新コーティング剤も普及するといいですね。