風穴があいた世界最速の電動バイク
風穴があいた世界最速の電動バイク / Credit:White Motorcycle Concepts
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世界最速の時速400キロに挑戦「ボディに風穴が開いた電動バイク」が開発される

2021.06.28 Monday

“World’s fastest electric motorcycle” uses radical big hole technology https://newatlas.com/motorcycles/wmc-2wd-electric-motorcycle-v-air/

イギリスの自動車メーカーWhite Motorcycle Concepts (WMC)が、「世界最速の電動バイク」を開発しました。

車体の中央には大きな空洞があり、空気抵抗を極限にまで低減させることに成功しています。

WMC社によると、時速400kmを超える速度で走行可能とのこと。

世界最速の電動バイク「WMC250EV」が開発される

WMC社の創設者兼最高経営責任者であるロバート・ホワイト氏は、22年にわたってF1や他のレースイベントでスーパーカーを扱ってきたエンジニアです。

ホワイト氏らはその経験を活かし、今回新たに世界最速の電動バイク「WMC250EV」を開発しました。

WMC社は時速402kmを超える速度で走行可能だと主張しています。

WMC250EV
WMC250EV / Credit:White Motorcycle Concepts

時速200~300kmを超えると空気抵抗が非常に大きな影響を与えるようになります。

そのため超高速の世界で重要視されるのは、単純な馬力ではなく空気力学です。

しかし、小型なオートバイは大型のレーシングカーに比べて、空気力学上の設計がより難しくなります。

特にオートバイにまたがるライダーがどうしても空気抵抗を増大させてしまうのです。

そのため新しいバイクでは、ライダーがオートバイと一体化するような姿勢をとります。

空気抵抗を大きく低減
空気抵抗を大きく低減 / Credit:White Motorcycle Concepts Ltd(Youtube)_Part 2 – The Technology and Innovation of the World’s Fastest Electric Motorcycle – WMC250EV(2021)

これにより、なめらかな空気の流れが生み出され、空気抵抗が大きく低減。

しかし、これだけでは世界最速記録を更新することはできません。

さらに空気抵抗を減らす必要があったのです。

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