「独り言」を言うことでミスが減るという研究結果

psychology 2018/05/09
Point
・研究により「独り言」を言いながら作業したほうがエラーが減ることがわかる
・考えていることを声に出すことで、よりその作業に集中できる

 

「独り言」はしばしば「狂気のサイン」として受け取られがちです。
しかし実は、「独り言」が難しい問題を解くときに大きな助けとなると科学者が主張しています。

dailymail” にて報じられたこの研究は、ノッティンガム・トレント大学のクリストファー・アトキン氏が、イギリス心理学協会の定期カンファレンスにおいて報告したものです。

研究では、35人に対して「48のカードを規則に従って並べる」といった複雑な問題を与えました。黙ってこの課題に取り組んだとき、彼らは45のエラーを犯しましたが、「自分が何をしているか」や「思考プロセス」などを声に出して作業をしてもらうと、エラーはなんと10に減りました。つまり、黙って問題を解くときと比べて、「独り言」を言いながらだと78%もエラーが減ったことになります。

Credit: Pixabay

人が、自分の意見や考えを内側に押し込めてしまうと、あらゆる考えが混線してしまう可能性があります。アトキン氏は、「思っていることを声に出して言うことで、そのことに注意を向け、集中力を高めることができるのです」と述べています。

アトキン氏はまた、独り言が数独やクロスワードのようなパズルだけでなく、家具の組み立てや、運転中の道の選択にも有効であると語っています。

独り言には「変わり者」といったネガティブなイメージがつきまといがち。しかしこの研究は、独り言のポジティブな一面を見いだすものとなっており、そのイメージを変える手助けとなりそうです。

 

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via: dailymail / translated & text by なかしー

 

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